2011年のドリフトシーズンを締めくくるビッグイベント、ヨコモ・ドリフトミーティング スペシャルラウンド2011を開催いたしました。今年も例年のように多くの実車D1ドライバーをお招きし、ラジコンと実車の懸け橋となるようなコラボレーションイベントとして、そしてラジドリユーザーの指標となるような大会として開催いたしました。さらに今年はラジドリの世界選手権も同時開催!これまでのドリフトミーティングでのD1クラス上位入賞者に加え、海外からの参加選手を交えて、真のラジドリチャンピオンを決定する大会となりました。

 会場となったのはもちろん、新しくなった谷田部アリーナのセンタービル内ドリフトグランプリコース。筑波1000のコースイメージで、長いストレートから審査席に飛び込むレイアウトです。ストレートでは浅目の角度をキープして加速、大きく振りだした後は右コーナー入り口をミドルラインで通過しながら審査席前のアウトクリップに飛び込み、しっかり止めて立ち上がるという、高度なテクニックが必要となるコースとなりました。特にD1クラスとワールドクラスではゼロワンR2が指定タイヤとなり、タイヤの使いこなしという点でも実力が試されました。そしてD1クラスとワールドクラスでは実車にもラジドリにも精通する上野高広選手と今村隆弘選手、さらにヨコモから広坂正美が審査を担当、通常のドリフトミーティング以上に実車の審査に近く、緊張感の高まるカテゴリーとなりました。

 スペシャルラウンドの恒例といえば、MCとして登場する鈴木学さん!ひとたびマイクを握れば雰囲気は最高潮、軽快なトークで会場はまるでD1グランプリのサーキットに早変わりです。さらに2011年度のD1GPシリーズチャンピオン・今村陽一選手をはじめとする有名ドライバーも13名と賑やか、エントランスにはそれぞれのドライバーが実際にD1GPで使用するマシンも展示され、華やかな会場になりました。

 メインイベントの一つである実車ドライバーによるラジドリD1グランプリはDay1、Day2それぞれに開催され、ギャラリーも楽しみなイベントです。実車とは勢力図こそ違うものの、以前に比べてD1ドライバーのスキルもかなり高くなり、今回のような難コースでも十分にギャラリーを魅了する走りを見ることができました。

 Day1の単走予選では末永正雄選手が完璧な走りで100点を獲得するなど、負けず嫌いのドライバーが揃うこともあってか、想像以上に熱いバトルとなりました。トーナメントの決勝は、両日ともに上野高広選手と末永正雄選手の対戦となりましたが、自らRCサーキットを経営する上野選手は圧倒的な追走テクニック。末永選手も遜色の無いラインで走行するものの、後追いの上野選手に攻め続けられて無念の敗退となり、昨年の第2戦から続く上野選手の3度の連続優勝が決定致しました。

 国内トップカテゴリーのD1クラスでは、トーナメント決勝への進出はもちろん、ポイントの高い選手は最大4名までワールドクラスのトーナメントに進出できるということで、単走予選がいつも以上にヒートアップしました。結果的に3名の選手がワールドクラスに進出しましたが、それでもD1クラスのトーナメントはハイレベルな戦いが繰り広げられました。決勝の対戦はオールディーズ・ゴン選手と銀次選手。共にRCパークYOKOHAMAをホームとするドライバーで、好対決が期待されました。1本目は両者のミスが見られたものの、やはりギャラリーの期待に沿うような展開でサドンデスにもつれ込みます。そしてサドンデスの1本目、追走のゴン選手がストレートの振り出しで強烈にアンダーステアを出してしまいコースアウト、銀次選手が大きなアドバンテージを獲得します。銀次選手は2本目も安定して走りきり、初めてのタイトルを獲得いたしました。

 ワールドクラスでは予選通過者9名、海外選手招待枠3名、D1クラスからの昇格者3名、さらにラジドリD1グランプリの総合優勝者を合わせた16名でトーナメントが組まれました。ラジドリD1グランプリ勝者は上野選手だったのですが、審査員を務めることになっていたため、繰り上がった末永正雄選手がチャレンジャーとなりました。しかしその末永選手が予想以上の走りを披露、1回戦でトップシードの河本吉宏選手と対戦しましたが、いきなり1本目でアドバンテージを獲得します。さすがの河本選手も気合を入れ直し、戦いはサドンデスへ。末永選手も粘りを見せますが、河本選手が辛くも勝利してコマを進めます。
 トーナメントのベスト4にはやはりレベルの高いドライバーが揃います。まずは河本選手が盤石の走りで斉藤選手を撃破、一方ではD1クラスから昇格した川上哲弘選手が山田実選手と対戦し、追走では強烈なプレッシャーをかける接近戦を見せた川上選手が決勝に勝ち上がりました。

 勝てば初代世界チャンピオンという称号が手に入るという、普段は感じられないような緊張感が漂うドリフトグランプリコース。両者ともドリフトミーティングの優勝経験者であり、ドライビングテクニックは一級品。谷田部アリーナに通いセッティングも万全の河本選手と、先日のDR1GPも制して勢いのある川上選手の対戦という、絶好のカードとなりました。
 まずは河本選手の先行による1本目、鈴木学さんのコールでコースインとなりました。河本選手は相変わらずの安定感ある走り、追走の川上選手に若干ふらつきはあったものの、しっかりと追い上げて5分の判定。そして運命の2本目、先行の川上選手は審査開始の立ち上がりからストレートにかけて、圧倒的な加速で河本選手を引き離しにかかります。河本選手は若干差ができてしまったことで焦りもあったのか、ストレート後に大きくオーバーラン。審査員全員が先行にアドバンテージを付けて決着となり、川上選手が栄光のドリフトミーティング初代世界チャンピオンに輝きました。

 寒さの厳しい時期にもかかわらず、室内の快適なスペースで開催できた今回のイベント。参加者やギャラリーからも大変好評を頂きました。これもひとえにご協力頂いた協賛各社様をはじめとする多くの皆様、そしてもちろん参加者の皆様のお陰と感じております。ヨコモでは来年もより良い製品の開発はもちろん、こうしたイベントも積極的に開催する予定です。ぜひまた次回のご参加をお待ちしております。

 イベントは新しくなった谷田部アリーナのセンタービルを使用。好天にも恵まれ、快適な環境でイベントを開催することができました。
 ゲストとしてご来場頂いた12名のD1ドライバー。既にD1シリーズも終了し、リラックスしたムードで参加して頂きました。
 そしてもちろんマイクを握るのはこの方、D1グランプリのメインMCでもあり、最近ではドリフトラジコンにも精通する鈴木学さんが登場!
ゲストドライバー紹介

今村 陽一選手


高橋 邦明選手

川畑 真人選手

野村 謙選手

熊久保 信重選手

末永 正雄選手

末永 直登選手

手塚 強選手

時田 雅義選手

松川 和也選手

上野 高広選手

今村 隆弘選手

新見 理恵選手
   
 ヨコモレディには黒岩絵理佳さん(左)と、グッドイヤーエンジェルとしても活躍している相沢やすかさん(右)
 ピットエリアにはメーカー出展エリアも設置されて、すっかりお祭りのような雰囲気。新製品の展示などもあって、イベント中は賑わっていました。
 FUTABA
 SANWA
 URAS
 ヨコモブースでも新製品の展示を行いました。
 新製品のWeds Sport IS350は注目の的。他のボディと形状を比較する方も多かったようです。
 セブンイレブンからも明るいスタッフで出張販売を行って頂きました。この季節に最適なおでんや中華まんは大人気。
チーム写真
 今年のドリフトミーティングで撮影された走行写真をプリントし、ご来場頂いた方にはプレゼントとしてお持ち帰り頂きました。
 スポーツコースではヨコモ製品の体験走行も実施。
 おなじみビデオオプションも取材に来て頂きました。掲載号はこちらのサイトで確認してください。
 実車のイベントと違い、ゲストドライバーはリラックスムード。サインや握手なども気軽に応じて頂けました。
 センタービル前には11台のD1車両を展示。普段はなかなか間近で見ることができないマシンだけに、興味のあるユーザーにとってはうれしい空間。
D1GP 参戦マシン 展示車両
   
 コンクール・ド・エレガンス 獲得マシン














 ゲストのピットエリアも以前より熱気があふれます。走行とセッティングを繰り返すあたりは、もはや他の参加者と同じレベル。いや、負けず嫌いという点では参加者以上!?
 ヨコモスタッフがトラブルを直す時も、ドライバーの目線はメカニックを見守るときのそれと同じ。何事にも真剣に取り組む姿勢はさすがチャンピオン。
 こちらも真剣にセッティングを行うも、メンテナンススタンドは泡が出ちゃうアレ。しかしイベント終了までメンテナンススタンドが軽くなることはありませんでした。
 RCパークYOKOHAMAのオーナーであり、ラジドリでもD1クラスの上野選手。もはやゲストというよりは講師レベル。
 今回のイベントではD1クラスとワールドクラスにおいて、実車ドライバーによる審査を行いました。DR1GPも主催している今村隆弘選手と、D1ドライバーの中でも最もラジドリに精通する上野選手、さらにヨコモからも世界チャンピオン広坂正美が担当させて頂きました。
 ドライビングのイメージがラジドリユーザー以上に高いのは間違いなく、それをラジドリとして再現する技術もシンクロしてきた様子。
 空き時間はセンタービル2Fのジオラマコースが大盛況。ゲストドライバーと来場者が入り乱れて走行を楽しんでいました。
 ワールドクラスに参戦した海外からのドライバー。今回はアジアからの参加が無かったのが残念ですが、ノルウェー、オランダ、イギリスから5名のドライバーが来日。
 よりクオリティの高い走行を目指すため、練習走行前から詳しい審査説明が行われました。
 両日ともにデモ走行を担当して頂いたのはたっくん選手
 岡山からの遠征にもかかわらず、D1クラスの予選をトップ通過、ワールドクラスに昇格した松岡選手。高得点を叩き出したキレのある走りはDRoo-Pの血筋か!?
 D1クラスのトーナメント決勝は銀次選手とオールディーズ・ゴン選手の対決。気の知れた2人の対決だけに好戦となったが、最後はゴン選手が痛恨のコースアウトで決着。
 楽しみながらも真剣に取り組むゲストドライバー。実車のような緊張感は無いものの、うまく走りたいという気持ちは人並み以上。
 一般クラスの走行時にはコメンテーターとしても登場して頂きましたが、熊久保選手はツインドリの走行を参考にチームオレンジのデモンストレーションを考えている模様。実車を模したラジコンが、今度は実車に反映されるか!?
 D1クラス優勝の銀次選手のマシン。DRBハイパーSSG仕様で、比較的オーソドックスな印象。プーリーを支えるバルク(左)をトルクロッドで強化、アッパーデッキ周辺のネジを減らしてシャーシロールを積極的に取り入れている。
 こちらは世界チャンピオンとなったタカヒロ選手のマシン。ドリフトパケージのシャーシをベースに、BD5の駆動系やアッパーデッキをコンバートしている異色マシン。キャンバーをかなり多めにつけ、タイヤのショルダーを使って走行しているイメージ。
 タカヒロ選手はドリフトミーティングの優勝経験こそあるものの、今回のワールドクラスの出場資格が無く、なんとD1クラスからの昇格でワールドクラスを制しました。
 圧倒的な加速感を見せたマシンに、D1ドライバーも興味深々。来シーズンのD1GPでは鬼キャンが流行るかも?
 ラジドリD1グランプリを完全制覇した上野高広選手。もはや神の領域で殿堂入り?ドライビングスキルはワールドクラスでもかなり上位に入れそう。
 ラジドリD1グランプリでは1位から3位までのドライバーを予想するクイズも開催。正解者の中から各日1名にドリフトパッケージの最新キットがプレゼントされた。
 抽選会では昨年に引き続きD1ドライバーからのプレゼント。ナント!年明けに幕張メッセで開催されるオートサロンのイベントの一つ、D1キックオフデモランの貴重な同乗走行の権利が10名に当たりました。
 ドリフトパッケージをかけたじゃんけん大会にて、上野選手のTE382 BMWをかけた争いを勝ち抜いたのは???あら、上野選手の奥様・アリサさん!?この2日間のイベントを大爆笑で締めくくって頂きました。
 D1GP、そしてラジドリを満喫したスペシャルラウンド2011。参加頂いた皆さんの笑顔が印象的でした。ぜひまた来シーズンもこのようなイベントを多く開催し、皆さんの笑顔が見れるよう努めてまいります。ご参加頂き、ありがとうございました。
 

 総合結果
 
 ラジドリD1グランプリ Day1


 
 ラジドリD1グランプリ Day2


 
 ミニクラス



 
 エントリークラス(Day1)



 
 スポーツクラス(Day1)




 
 ツインドリクラス



 
 
 エントリークラス(Day2)



 
 スポーツクラス(Day2)




 
 エキスパートクラス




 
 D1クラス



決勝動画 
優勝決定戦 http://youtu.be/svdQjgrBAqo
3位決定戦 http://youtu.be/vat0cFg28CE
 
 ワールドクラス


決勝動画 
優勝決定戦 http://youtu.be/Vut4LF-60II
3位決定戦 http://youtu.be/PvknwOAdHj4

エクステリアアイテムオプションパーツGOODS & TOOL

ドリフトパッケージ ボディギャラリー

ドリフトパッケージ イチロクM

ドリフトパッケージD-MAX

ヤタベアリーナ